Pub.No. GC-201910NK-001
サーマルセパレーションプローブ (TSP) による簡便な直接分析は、DB-WAX UI カラムによる分離のみで、クロマトグラムから純正インクと互換インクの識別が可能でした。また、樹脂、顔料等の不揮発性成分はマイクロバイアルに残るため、ガスクロマトグラフ (GC) への負荷を最小限に抑えることができました。 さらに、MatchCompare ソフトウェアにより算出した類似性から、数値による容易な異同識別が可能となりました。Intuvo 9000 GC は、省スペースなうえ、100V 電源で使用できるため、キャリアガスや検出器ガスに窒素ガスを用いることで、ラボ以外の場所での活用も期待できます。また、消費電力を従来 GC の半分に抑えることができ、CO2 排出量も抑制することができます。
分野 | 材料試験・研究 |
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キーワード | サーマルセパレーションプローブ(TSP)、Intuvo 9000 GC、TCD、インク、異同識別、MatchCompare、CO2 排出量削減 |
掲載年月 | 2019/10 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 1.21MB) |