Pub.No. GC-201306TW-001
有機溶剤の作業環境測定における標準溶液の調製を、自動前処理機能を備えたAgilent 7693A オートサンプラにより行いました。原点を強制通過させた 0,40,80ppm (気中濃度に換算した濃度値) の検量線を自動前処理機能により作成した結果、すべての化合物において相関係数 0.99999 以上となり、良好な値を示しました。また、40ppm の自動調製を3 回行い、作成された3 つの標準溶液を GC/FID で測定した結果、ピーク面積値の再現性は、RSD% で最大でも 0.40 となり、良好な結果を示しました。また、オートサンプラの自動前処理機能によって得られた検量線の傾きとマニュアル操作で得られた検量線の傾きの差が、1 割程度に収まっていたことから、2 つの方法で同等の定量結果が得られることが確認されました。
(2022/11/25 更新)
分野 | 環境 |
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キーワード | 7693 A オートサンプラ、自動前処理、希釈、内部標準添加 |
掲載年月 | 2013/06 |
ページ数 | 2ページ (PDFファイルサイズ 432kB) |