Pub.No. 5994-7812JAJP
Agilent 7000E トリプル四重極 GC/MS と高温対応の極性カラムである HeavyWAX カラムを用いて、2-クロロエタノールの分析を行いました。キャリアガスとしてヘリウムおよび水素を使用し、水素キャリアの場合にはヘリウムキャリアガスで使用している従来のイオン源(Extractor イオン源)および水素キャリアガス専用の HydroInert イオン源の両方を試しました。いずれのキャリアガス、イオン源においても、良好な直線性が得られ、5 ppb レベルでの測定が可能でした。2-クロロエタノールは低分子化合物ですが、実試料として乾燥ネギおよび乾燥ラーメンスープを用いて分析したところ、MRM 分析では SIM 分析より選択性が高い測定が可能でした。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | 食品分析; 2-クロロエタノール; エチレンオキシド; GC/MS; トリプル四重極質量分析計; GC; ヘリウム; キャリアガス; 水素 |
掲載年月 | 2024/10 |
ページ数 | 7ページ (PDFファイルサイズ 1.22MB) |