Agilent Cary 3500 UV-Vis およびマルチセルサンプリングモジュールのマルチゾーン機能を用いた同時昇温実験

Pub.No. 5994-7767JAJP

温度制御 UV-Vis 分光分析によるウーゾ効果の相図

相図は、結合相における基本的な概念です。温度や圧力、または温度や濃度など、2 つの可変要素の関数として、物質の物理的状態の変化を示します。相図は曲線をプロットすることで作成し、平衡状態で物質の異なる相が共存する条件を表します。相図の線は、固相と液相、または液相とガス相との間の界面など、相の境界を示します。これらの境界から、相転移が発生する条件を知ることができます。

今回の研究では、パスティス混合物中に懸濁するアネトールによって生じた光分散の程度を測定することにより、複数の水/エタノール混合物の相転移を評価しました。Agilent Cary 3500 UV-Vis 分光光度計は、その独自の光学設計により、混濁サンプルの特性解析のためのユニークな機能を備えています。

分野 食品および飲料検査
キーワード Cary 3500 UV-Vis spectrophotometer; Phase Diagram; Multicell Peltier; Multizone; Temperature Control 
掲載年月 2024/12
ページ数 6ページ (PDFファイルサイズ 808kB)

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