Pub.No. 5994-7672JAJP
分取 LC は、複雑な混合物から目的成分を単離精製するための欠かせない手段です。一般的な分取LC では、内径 20 mm 以上の分取用カラムを使用し、移動相流速も数十 mL/min 以上を送液可能なシステムを使用します。一方で試料量が制限される場合や、分析目的で HPLC または UHPLC の分離を維持しつつ分取を行いたい場合は、分析スケールで条件を最適化する必要があります。本アプリケーションノートでは、分析スケール HPLC システムにフラクションコレクタを接続し、このシステムを界面 活性剤の分取に適用しました。捕集容器にはフラクション容量の小さいマイクロチューブを用いて、分取したチューブをそのまま LC/MS での再分析に供しました。
分野 | 材料試験・研究 |
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キーワード | 分取精製; 分析スケール分取; 界面活性剤; フラクション再分析; HPLC; LC/MS |
掲載年月 | 2024/08 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 537kB) |