アタッチメント搭載 Agilent Cary 630 FTIR 分光光度計による硫化水素除去剤の定量分析

Pub.No. 5994-7579JAJP

革新的な透過型 FTIR 分光分析によるMEA-トリアジン硫化水素除去剤の定量分析

石油・ガス採掘でよく認められる汚染物質は硫化水素(H2S)です。モノエタノールアミン-トリアジン(MEA-トリアジン)は、H2S の除去剤として非常によく用いられています。工業的には、水溶液中の MEA-トリアジン濃度の測定には多くの課題があります。このアプリケーションノートは、AgilentDialPath 透過アタッチメントを使用して、水溶液中の MEA トリアジン濃度を測定する中赤外(mid-IR)メソッドの開発を目的としています。ここで説明する分析メソッドは、さまざまな溶媒を用いた MEA-トリアジンの定量要件を満たし、時間の節約となり、使いやすく、また、粘性によるピペッティングエラーの影響を受けにくくなっています。

このアプリケーションノートでは、MEA-トリアジン濃度の簡単かつ効率的な測定に、革新的な Agilent DialPath アタッチメントを搭載した Agilent Cary 630 FTIR 分光光度計を使用するメリットを実証します。

分野 エネルギー&石油材料試験・研究
キーワード Lithium-ion battery; LIB; salt; LiPF6; Cary 630; FTIR; attenuated total reflection; ATR; degradation 
掲載年月 2024/09
ページ数 5ページ (PDFファイルサイズ 3.05MB)

アプリケーションノートを見る
(PDF 3.05MB)