Agilent 7010 トリプルGC/MSによる多成分残留農薬

Pub.No. 5994-7385JAJP

800 回にわたる注入で 190 種類の農薬を高感度検出する優れた耐久性と革新的な堅牢性

GC/MS のユーザーにとって、多成分残留農薬の分析は、特に困難であると同時に重要な分析の1 つです。Agilent 8890 ガスクロマトグラフ(GC)と、アップグレードされた超高感度イオン源 2.0(HES 2.0)を搭載した Agilent 7010 トリプル四重極質量分析装置(GC/TQ)の組み合わせにより、複雑なサンプルで多成分残留農薬が測定できる分析精度、堅牢性、再現性が得られます。Agilent QuEChERS 抽出キットを用いて得られたホウレンソウ抽出液に含まれる 190 化合物の農薬の分析を800 回にわたって連続して測定しました。その連続注入の間、必要だったのは GC 注入口のメンテナンスだけでした。GC/MS は、マルチモード注入口、ミッドカラムバックフラッシュ構成、および HES 2.0 で構成し、堅牢なパフォーマンスを実現しました。分析メソッドや感度、装置性能に劣化が発生しなかったため、ホウレンソウ中の農薬を高いスループットで、正確かつ確実に、高感度で検出できました。

分野 環境食品および飲料検査
キーワード pesticides; spinach; 7010; GC/TQ 
掲載年月 2024/07
ページ数 15ページ (PDFファイルサイズ 970kB)

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