Pub.No. 5994-7255JAJP
令和 2 年 3 月に示された水質管理目標設定項目に新たに目標 31 としてペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)およびペルフルオロオクタン酸(PFOA)が追加されました。また翌年の令和 3 年 3 月には、ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)が要検討項目に追加されました。目標値は暫定でPFOS、PFOA の濃度の和が 0.00005 mg/L 以下(50 ng/L) と定められました。尚、PFOS、PFOA それぞれにおいて目標値の 1/10 の濃度である 5 ng/L 以下を定量下限とし、5 ng/L 付近の変動が 20 %以下となることが規定されています。 本報では水道水中の PFOS、PFOA および PFHxS 分析において、LC/MS 法による直接分析を検討しました。その結果、PFOS、PFOA および PFHxS それぞれの濃度において 1 ng/L を検出可能であり、感度・再現性ともに良好な結果が得られました。
分野 | 環境 |
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キーワード | PFAS; 環境分析; 水道水; LC/MS |
掲載年月 | 2024/03 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 280kB) |