Pub.No. 5994-7254JAJP
包括的二次元ガスクロマトグラフィー(GCxGC)は燃料など複雑な成分組成の石油製品の分離分析には非常に有用であり、サンプルの構成成分を視覚的に表現し、化合物のタイプ解析やサンプルのパターン分析に役立ちます。本実験では冷媒を用いないフローモジュレーション GCxGC を軽油分析に使用し、モジュレータにはコレクションチャネルへの導入と排出が逆向きの Reverse Fill/Flush(リバース式)タイプを用いました。極性の異なる 2 種類のキャピラリカラムを組み合わせて配置順やキャリアガスの種類(ヘリウム、水素)の検討を行い、高分離能力を利用した包括的な組成解析結果が得られました。
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分野 | エネルギー&石油 |
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キーワード | バイオディーゼル; 燃料; 軽油; GCxGC; フローモジュレーション; GC-FID; GC-MSD |
掲載年月 | 2024/04 |
ページ数 | 5ページ (PDFファイルサイズ 4.98MB) |