Cary 7000 多角度可変自動測定分光光度計の利点

Pub.No. 5994-7224JAJP

ビーム平行度の制御によるスペクトル品質の向上

分光分析におけるスペクトルデータの品質は、分析対象サンプルを通過する入射ビームに大きく左右されます。バンドパスフィルタやエッジフィルタ(例:ビームスプリッタ)など、大きな入射角(AOI)で分析するサンプルの場合、最適な結果を達成するには、高レベルのビーム平行度を維持することが必要になります。この制御は、アプリケーション要件に応じてカスタマイズ可能な、分光光度計内のアパーチャで入射ビームを調整することで行います。今回の研究では、Agilent Cary 多角度可変自動測定アクセサリ(UMA)を搭載した Agilent Cary 7000 UV-Vis-NIR 分光光度計を使用しました。光学フィルタのエッジ急峻度を求めるためのデータ品質の向上を目的に、UMA 内でさまざまなアパーチャを使用してビーム平行度を調査しました。

分野 材料試験と研究
キーワード Universal Measurement Accessory; UMA; degree of beam collimation; f-number; apertures; solids; optical materials 
掲載年月 2025/02
ページ数 6ページ (PDFファイルサイズ 573kB)

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