Pub.No. 5994-7219JAJP
GC/MS 対象のポジティブリスト制度用として市販されている混合溶液の中には GC/MS での測定が不向きだとみられる農薬がいくつか存在します。また、農薬が検出した際の確認手段や、サンプルマトリックスの影響で分析が困難だった場合に LC/MS の知見があることは非常に有益です。そこで、ほうれん草検液にポジティブリスト制度用の GC/MS 対象農薬混合標準溶液を添加し、LC/MS での測定の可否を検討しました。その結果、検討した農薬のうち約 75 % が、LC/MS で測定可能なことが分かりました。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | 残留農薬; 一斉分析; トリプル四重極; GC/MS; GC; 標準添加法; スクリーナー; ピーク自動判定 |
掲載年月 | 2024/04 |
ページ数 | 5ページ (PDFファイルサイズ 618kB) |