GC/MSによる残留農薬分析における解析時間の短縮

Pub.No. 5994-7218JAJP

スクリーナーによるピーク自動判定機能を利用した残留農薬分析における解析時間の短縮化

スクリーナーは MassHunter Quantitative Analysis に追加された新しい機能で、農薬検出を判定する SANTE のクライテリア1)を利用したピーク自動判定ツールです。残留農薬一斉分析では、分析対象は数百成分にも及ぶことが多いため、解析には多大な時間がかかります。そこで、スクリーナーを用い、ピーク検出にかかる結果の自動判定機能のためのパラメータを最適化し、残留農薬多成分一斉分析における、解析時間の短縮を試みました。マトリックスの多い香辛料をサンプルとして解析を行った結果、従来の解析時間と比べて約 1/4 にまで短縮することができました。

分野	食品および飲料検査
キーワード	残留農薬; 一斉分析; トリプル四重極; GC/MS; GC; 標準添加法; スクリーナー; ピーク自動判定
掲載年月	2024/04
ページ数	5ページ （PDFファイルサイズ 1.19MB）

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