Agilent 5800 ICP-OES と Advanced Dilution System による高マトリックスサンプル分析での生産性向上

Pub.No. 5994-7203JAJP

ICP-OES による土壌分析ワークフローの自動化

環境分析ラボにおいて大量サンプルを管理するには、サンプル間の分析時間を高速化し、一貫した高品質の結果をもたらす装置が必要です。アジレントは、Agilent ICPOES(および ICP-MS)用の Advanced Dilution System (ADS 2) を開発しました。ADS 2 はインテリジェントな自動希釈システムで、アドバンスドバルブシステム(AVS)が搭載されています。このシステムは、分析シーケンス全体における多くの手作業を自動化することで、ICP-OES ワークフローの生産性を向上させます。

本研究では、AVS 7 スイッチングバルブ付 Agilent 5800 バーティカルデュアルビュー(VDV)ICP-OES と ADS 2 自動希釈装置を使用して、EPA 6010D 標準メソッド 2 に従い、土壌サンプルを分析しました。土壌サンプルの含有物は多岐にわたるため、この方法は幅広い標準溶液を使用する必要があります。直線性を示す検量線の作成と検量線範囲外のサンプルに対する再希釈が可能な ADS 2 により、AVS 7 付 5800 ICP-OES は高品質のデータを提供し、ハイスループットのアプリケーションに適したサンプル間の時間を短縮しました。

分野 環境
キーワード EPA6010D; metals in soils; Agilent 6010D 
掲載年月 2024/03
ページ数 9ページ (PDFファイルサイズ 512kB)

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