Pub.No. 5994-7016JAJP
厚生労働省の通知法1)の「HPLC による動物用医薬品等の一斉分析法 Ⅲ」にジビニルベンゼン-N-ビニルピロリドン共重合体ミニカラムを使用することが推奨されています。アジレントの Bond Elut HLB を始め、いくつかのメーカーから相当する固相抽出カラムが発売されていますが、粒子径などのスペックには違いがあります。本研究では本方法に指定されている動物用医薬品を対象として Bond Elut HLB と他メーカーのジビニルベンゼン-N-ビニルピロリドン共重合体ミニカラムについて回収率や処理速度に
ついて比較しました。その結果、回収率については差はあるもののすべて使用上問題のない範囲であり、処理速度については粒子径などの違いによりかなり差が見られることがわかりました。
◆Bond Elut HLB SPE カートリッジの製品情報はこちらからご覧いただけます。
分野 | 食品および飲料検査、環境 |
---|---|
キーワード | 固相抽出; カラム; HPLC; 動物用医薬品; Bond Elut; HLB; ジビニルベンゼン; ビニルピロリドン共重合体 |
掲載年月 | 2024/01 |
ページ数 | 5ページ (PDFファイルサイズ 263kB) |