Pub.No. 5994-6899JAJP
ヘッドスペース固相マイクロ抽出-ガスクロマトグラフィー/質量分析法(HS SPME-GC/MS)で取得したスキャンデータから Unknowns Analysis ならびに AromaOffice2D、Mass Profiler Professional(MPP)の解析ソフトウェアを用いて、簡便に定性解析や差異解析を行う手法を紹介します。Unknowns Analysis ならびに Aroma Search を併用することによって、解析対象のピークを総ピーク数の 10 分の 1 程度に減らすことができ、「におい・香気成分のみ」に絞った解析が可能となりました。
さらに、MPP を用いた多変量解析により、におい・香気成分かつ統計学的有意差のある化合物のみに絞ることが可能となります。最終的に、検出された総ピーク数のうち、におい・香気成分で差異が確認された対象化合物は 30 成分以下となり、Unknowns Analysis、Aroma Search、MPP を組み合わせた解析が差異の確認に有効であることが明らかとなりました。
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分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | SPME; arrow; GC/MS; 香気成分分析; 差異解析; 多変量解析; 食品分析; マイクロ固相抽出 |
掲載年月 | 2023/11 |
ページ数 | 6ページ (PDFファイルサイズ 601kB) |