Pub.No. 5994-6658JAJP
ヘリウムの 価格高騰と入手困難に伴い、GC/MS で代替キャリアガスの導入を検討するケースが増えています。GC/MS による定性分析では得られた EI マススペクトルを NIST などのライブラリで検索し、その一致度(スコア)を化合物同定に用います。現行のライブラリに登録されているマススペクトルは基本的にヘリウムキャリアで得られたものです。代替キャリアガスを使用した場合、化合物によってはマススペクトルに変化が見られ、また感度も劣ることが知られていますが、スコアへの影響を検証した事例はほとんどありません。そこで、本アプリケーションノートではノンターゲット定性スクリーニング分析を念頭におき、代替キャリアガス(水素、窒素およびアルゴン)で得られた農薬のマススペクトルについて検証を行いました。
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分野 | 材料試験・研究 |
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キーワード | GC/MS; 代替キャリアガス; 水素キャリアガス.窒素キャリアガス; アルゴンキャリアガス; ライブラリサーチ; 農薬; 農薬分析; HydroInert; イオン源 |
掲載年月 | 2023/08 |
ページ数 | 6ページ (PDFファイルサイズ 676kB) |