Pub.No. 5994-6587JAJP
生物製剤タンパク質の凝集を定量することは、品質と安全性を確保するうえで不可欠な要素です。遺伝子組み換えタンパク質は、pH、濃度、温度の変化、表面力やせん断力への曝露など、凝集の原因となる可能性のあるさまざまな条件に遭遇します。酵素 L-アスパラギナーゼはその構造上、特殊な高分子量凝集体を生成する傾向があるため、凝集を定量するのは困難です。
このアプリケーションノートでは、シリカ-ジオールタイプ固定相(Agilent ProSEC 300S)および親水性ポリマーコーティングシリカ相(Agilent AdvanceBio SEC)という 2 種類のサイズ排除カラム(SEC)を使用して、凝集を定量する方法について説明します。また今回の実験では、長時間にわたる試験で性能を比較することにより、メソッドの堅牢性も検証しました。
◆GPC/SEC カラムはこちらからご覧いただけます。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | recombinant l-asparaginase; biotherapeutic proteins; aggregation; enzyme |
掲載年月 | 2023/09 |
ページ数 | 7ページ (PDFファイルサイズ 636kB) |