Pub.No. 5994-5674JAJP
モノクローナル抗体(mAb)などの遺伝子組換え治療用タンパク質の分析では、安全性や有効性に悪影響を及ぼすおそれのあるサイズ変異体の存在を検出するためにサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)は不可欠な分析ツールです。SEC では通常、オンライン・オフラインを問わず脱塩のステップが必要とされます。
従来のステンレス製機器/カラム構成のLCでは、酢酸アンモニウムなどの揮発性の MS 対応緩衝液を用いると非特異的相互作用のために効果が低下することが示されています。この欠点は、生体適合性のあるバイオイナート仕様の流路を使用することによって解消できます。本アプリケーションノートでは、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)ライニング Agilent AdvanceBio SEC カラムと Agilent 1290 Infinity II Bio LC システムによる mAb のネイティブ SEC/MS 分析の性能について紹介します。
◆1290 Infinity II Bio LC システムの製品ページはこちらからご覧いただけます。
◆AdvanceBio SEC カラムの製品ページはこちらからご覧いただけます。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | Agilent AdvanceBio SEC column; Agilent 1290 Infinity II Bio LC System; Agilent 6545 LC/Q-TOF; SEC; mAb |
掲載年月 | 2023/04 |
ページ数 | 9ページ (PDFファイルサイズ 683kB) |