Pub.No. 5994-5608JAJP
フリードライヒ運動失調症(FRDA)は、ミトコンドリア成熟型フラタキシン(フラタキシン-M)タンパク質の発現不全を原因とする、進行性の神経系損傷と運動障害を伴う遺伝性疾患です。フラタキシン-M(81-210)は、ミトコンドリアプロセシングペプチダーゼ(MPP)による、完全長フラタキシン(1-210)の 2 段階のタンパク質分解切断によって生じます。フラタキシン-M は循環血中に分泌されないため、血漿や血清では分析できません。しかしフラタキシン-M は、血小板やヒト末梢血単核球(PBMC)など、ミトコンドリアを有する血液細胞中に存在しています。
分野 | 臨床研究 |
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キーワード | frataxin-M; friedreich's ataxia; 6495 LC/MS/MS |
掲載年月 | 2023/03 |
ページ数 | 10ページ (PDFファイルサイズ 1.38MB) |