Pub.No. 5994-5561JAJP
使用済みのリチウムイオン電池(LIB) はリサイクルプラントで解体・細断・処理され、「ブラックマス」の粉末になります。電池の主要部品に使用される金属が、ブラックマス材料に含まれています。ブラックマスは再利用のために、商品グレードのグラファイト・水酸化コバルト・炭酸リチウムに精製できます。回収された材料の純度を試験するには、信頼できる品質管理(QC)分析メソッドが必要です。現在、ブラックマスサンプル中の元素を測定するための業界標準のメソッドはありませんが、誘導結合プラズマ発光分光法(ICP-OES)は、リチウムイオンバッテリーの製造に使用される化学物質の汚染物質元素の管理に関連する標準的なメソッドの多くで指定されています。
本検討では、5800 VDV ICP-OES を使用して、使用済み LIB から生じる e- 廃棄物リサイクル材料の 18 元素を測定しました。
分野 | エネルギー&石油、材料試験・研究 |
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キーワード | リチウム電池、リサイクル、ブラックマス、LIB recycling testing; testing elements recycled batteries; quantifying elements black mass |
掲載年月 | 2023/04 |
ページ数 | 8ページ (PDFファイルサイズ 852kB) |