Pub.No. 5994-5246JAJP
オリゴヌクレオチドはヌクレオチドが複数結合した化合物であり、近年新しい医薬品のモダリティとして注目されています。オリゴヌクレオチドの分析・精製には HPLC が多用されますが、リン酸基を有する化合物はステンレスを含むシステムと相互作用し、ピーク形状の悪化等を引き起こすことが知られています。HPLC システムにおいて、ステンレス配管の代替として PEEK が用いられますが、特定の条件やサンプルにおいて、オリゴヌクレオチドと PEEK との相互作用が確認されました。一方、不活性な金属で構成されたアジレントの Bio LCでは、同条件において吸着等の相互作用は見られませんでした。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | オリゴヌクレオチド、 Bio LC、 核酸医薬、 Oligonucleotides、 バイオ医薬、核酸、不活性、流路、PEEK、ステンレス |
掲載年月 | 2022/09 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 505kB) |