Pub.No. 5994-5145JAJP
医薬品の安全性を確保するため、医薬品製造プロセスに入る前に、リリースの一環として医薬品のすべての原材料に対し、分析的な同一性(ID)の確認を行う必要があります。このような規制要件は、医薬品の医薬品有効成分(API)も対象としています。同一性を確認するためには、簡単かつ迅速に実行でき、非常に特異的な分析方法が必要となります。比較的新しいクラスの API であるオリゴヌクレオチドには、同一性の確認で大きな課題があります。クロマトグラフィーメソッドや電気泳動メソッドなど、一般的に使用され、十分に確立されたメソッドはサイズの確認に最適ですが、配列確認の場合は、塩基対の変化を区別できる手法が必要となります。
本書では、Agilent Cary 3500 マルチセルペルチェ UV-Vis 分光光度計とマルチゾーンソフトウェアアドオンを使用し、オリゴヌクレオチド融解温度を高い精度と信頼性で測定できる紫外線(UV)ベースの分光分析手法を紹介します。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | Cary 3500 UV-Vis spectrophotometer; thermal melts; oligonucleotide |
掲載年月 | 2024/12 |
ページ数 | 8ページ (PDFファイルサイズ 755kB) |