Pub.No. 5994-4467JAJP
国連が採用した 17 の持続可能な開発目標(SDGs)では、2030 年までに貧困を解消して、地球を保護し、すべての人々が平和と繁栄を享受することを目指しています。17 の SDGs はすべて、直接的(17 目標のうち 13)または間接的(残りの 4 目標)に環境に関連しています。SDGs に対する取り組みにおいては、大気、異なる種類の水(海水を含む)、世界各地の土壌のようなすべての種類の環境サンプルを広範に継続してモニタリングすることが必要になります。
この研究では、Agilent ISIS 3 ディスクリートサンプリングシステムを装着した Agilent 7850 ICP-MS が、無希釈海水サンプル中の複数の元素の長期分析に最適であることを示しました。ICP-MS を用いて高マトリックスレベルのサンプルを分析すると、信号のドリフトと抑制、および多原子イオン干渉を引き起こす場合があります。7850 による分析が正常に実施された要因は、プラズマと UHMI-8 の堅牢性、ORS4 の干渉除去機能、および最適化された分析ワークフローを提供する ICP-MS MassHunter ソフトウェアの機能です。7 時間にわたる無希釈海水サンプルの分析時に実施した内部標準測定の安定性により、7850 と UHMI エアロゾル希釈技術のマトリックス耐性と安定性が実証されました。
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分野 | 環境 |
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キーワード | metals in seawater; marine pollution; heavy metals seawater; metal pollutants marine、 SDGs |
掲載年月 | 2022/03 |
ページ数 | 9ページ (PDFファイルサイズ 1002kB) |