Pub.No. 5994-3747JAJP
液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析(LC/MS/MS)などの先進的なリピドーム技術を使用してヒトのリピドームを集団レベルで研究することにより、研究者は疾病状態と脂質代謝の関係を精査できるようになりました。このような研究では、必然的に母集団コホートからの多数のサンプルを使用します。リピドームの包括的な実態を把握するためには、数百の異なる脂質種の分析が必要とされるため、分析の詳細度とサンプルスループットのバランスが要求されます。このアプリケーションノートでは、10 μL の血漿を使用して 763 種類のヒト脂質種を決定するターゲットLC/TQ ベースのメソッドについて説明します。合計分析時間は、シングルカラムを使用するとサンプルあたり 16 分でしたが、デュアルカラムシステムを使用した場合は 13 分に短縮されました。また、サンプル前処理と脂質抽出および、品質管理戦略、内部標準の調製、機器分析条件、データ処理に関する考察も行いました。
分野 | メタボロミクス、臨床研究 |
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キーワード | Agilent 1290 Infinity II LC; Agilent 6495 triple quadrupole LC/MS; lipids; lipidomics、Agilent 6495C、 トリプル四重極、LC/MS |
掲載年月 | 2021/01 |
ページ数 | 46ページ (PDFファイルサイズ 3.66MB) |