高速液体クロマトグラフィーを用いた1 本鎖 RNA オリゴヌクレオチドの精製

Pub.No. 5994-3514JAJP

高速液体クロマトグラフィーを用いた1 本鎖 RNA オリゴヌクレオチドの精製

製薬できわめて重要なステップは、製品の精製です。オリゴヌクレオチド(ON)の精製は、ターゲットと不純物が高い類似性を示すため、特に困難な場合があります。このため、高純度の製品が必要な場合、最適なメソッドは高速液体クロマトグラフィー(HPLC)です。このアプリケーションノートでは、イオンペア逆相 HPLC による 1 本鎖 RNA ON の精製ワークフローについて実証します。メソッドを分析スケールで開発してから、分取条件に移管します。分析および分取段階で Agilent PLRP-S カラムを使用することにより、メソッドのスケールアップを簡単化し、生産性を向上できます。チタン製ヘッドを備えた分取バイナリポンプを含む、Agilent 1290 Infinity II 分取 LC システムで精製を実施します。これらの機能によりさまざまな溶媒に対応し、通常 ON の分離で使用される緩やかなグラジエントにおいて高い再現性を実現します。精製後にフラクションをプールすると、純度 99 % 以上の生成物が 56 % 以上の収率で得られました。

分野 バイオ医薬品および医薬品
キーワード Agilent 1290 Infinity II Preparative LC System; Agilent PLRP-S column; ion pair chromatography; oligonucleotide purification 
掲載年月 2021/06
ページ数 5ページ (PDFファイルサイズ 2.08MB)

アプリケーションノートを見る
(PDF 2.08MB)