Pub.No. 5994-3233JAJP
本アプリケーションノートでは、乳児用調製粉乳中の 3-モノクロロプロパン-1,2-ジオール(3-MCPD)および 2-モノクロロプロパン-1,3-ジオール(2-MCPD)の脂肪酸エステルを測定することを目的とした信頼性の高い分析メソッドについて説明します。2 つの異なる誘導体化試薬、ヘプタフルオロブチリルイミダゾール(HFBI)とフェニルボロン酸(PBA)を、サンプル前処理のために評価しました。定性分析および定量分析には、Agilent 8890 GC システムを Agilent 5977B GC/MSD と組み合わせて使用しました。その結果、乳児用調製粉乳中のモノクロロプロパンジオールの分析に対するワークフローソリューションの利点が示されました。優れたピーク形状と分解能が得られました。回収率は 86.9 ~106.7 % の範囲であり、十分な値を達成しました。精度も優れており、相対標準偏差は 15 % 未満でした。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | 8890 GC; 5977 GC/MSD; Bond Elut EMR-Lipid; Chem Elut S; QuEChERS; infant formula; MCPD; monochloropropanediol |
掲載年月 | 2021/06 |
ページ数 | 10ページ (PDFファイルサイズ 1010kB) |