Pub.No. 5994-2760JAJP
UV 検出を用いたクロマトグラフィーによるペプチド分離には通常、C18 逆相 HPLC カラムと、イオンペア試薬としてトリフルオロ酢酸(TFA)を含む移動相が使用されます。ただし、TFA は分離度の向上には役立ちますが、質量分析(MS)シグナルを抑制する可能性があります。ギ酸(FA)は MS 検出に適したイオンペア剤ですが、従来の C18 カラムの多くで最適な分離結果を出せない可能性があります。このアプリケーションノートでは、Agilent AdvanceBio ペプチドプラスカラムを使用し、MS に適したFA を移動相調整剤として用いて合成ペプチドの不純物を分離する方法を説明します。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | synthetic peptide analysis、 impurities analysis、 LC/MS、 LC/MS/MS、 reversed phase HPLC、 MS compatible mobile phases、 Agilent AdvanceBio Peptide Plus、 AdvanceBio、 Peptide Plus |
掲載年月 | 2020/12 |
ページ数 | 8ページ (PDFファイルサイズ 708kB) |