非医療用マスクの分析 FTIR / LDIR による素材、ポアサイズ、層構造の特定

Pub.No. 5994-2214JAJP

非医療用マスクの分析 FTIR / LDIR による素材、ポアサイズ、層構造の特定

個人用保護具(PPE)やマスクの使用は、特定の呼吸器感染症の拡散を予防・制御するうえで非常に重要です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に流行している中、世界保健機関(WHO)は、COVID-19 に関連して、医療用および非医療用マスクの使用に関する勧告を発表しました。医療用マスクには、国際基準や国内基準に従い、満たさなければならない性能条件があります。しかし、さまざまな織布や不織布を組み合わせて作られる非医療用マスクには、具体的なガイドラインがありません。 本資料ではFTIRとLDIRを用いた非医療用マスクの分析について紹介します。 -FTIR 分光分析では、高速かつ非破壊的な方法により、マスクの素材を正確に識別し、分析することが可能です。 -Agilent 8700 Laser Direct Infrared(LDIR)ケミカルイメージングシステムは、洗練されたアプローチによるケミカルイメージングとスペクトル解析を実現します。8700 LDIR は、高度に自動化された手法により、表面成分の高精細ケミカルイメージを取得します。ユーザーによる操作は最小限で、サンプルをセットするだけで簡単に使用できます。

分野 材料試験・研究
キーワード mask evaluation、 mask testing、 face masks、 fabric mask measurements 
掲載年月 2020/09
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 1.32MB)

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