Pub.No. 5994-1411JAJP
米国をはじめ世界各国で大麻の合法化が広まったことにより、テルペン濃縮物の定性と定量が、分析業界において一段と重要度を増してきました。短時間で正確な結果が得られ、かつコストを抑えられるように、高速で効率的なメソッドを開発する必要があります。テルペンは蒸気圧が高く揮発性があるため、静的ヘッドスペース (HS) ガスクロマトグラフィー/質量分析 (GC/MS) が有効な手法と考えられます。この手法は、溶媒抽出や GC/FID と比べて次のような利点があります。
• 有機溶媒の使用が不要
• マトリックス干渉の共溶出なし
• スペクトルデータを用いた、ピーク同定と純度についての追加の測定手段となる。
大麻の花に含まれるテルペンを SPME で分析するこのアプリケーションは、主要な研究を実証し、複雑な各種マトリックスの SPME 抽出能力を示すことが目的です。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | SPME、 terpenes、 DVB/CAR-WR/PDMS、 SPME fiber、 cannabis、 limonene、 gamma-terpinene、 isopulegol、 terpineol、 caryophllene、 cedrol、 alpha-bisabolol |
掲載年月 | 2019/11 |
ページ数 | 10ページ (PDFファイルサイズ 1.21MB) |