Pub.No. 5994-0682JAJP
このアプリケーションノートでは、遊離グリカン分析を目的としたバイオ医薬品糖タンパク質の N-グリカンの前処理について解説します。グリカンの組成は製品の安全性と効能に直接影響を与えるため、N-グリカン分析は治療用タンパク質の開発と製造において重要です。このプロトコルでは、Agilent AdvanceBio Gly-X 2-AB Express キットを用いて、PNGase F によるグリカンの遊離、還元的アミノ化によるラベリング、遊離色素のクリーンアップを丸一日以上ではなく 2 時間以内に処理する方法を説明します。使用した 2-アミノベンズアミド (2-AB) ラベルは、十分に確立された使用方法や、これまでの大量のグリカン分析データとの一貫性が高く評価されています。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | Agilent AdvanceBio Gly-X 2-AB; Agilent AdvanceBio glycan mapping column; Agilent 1290 Infinity II LC; Agilent 1260 Infinity II LC; N-glycan; monoclonal antibody |
掲載年月 | 2019/04 |
ページ数 | 6ページ (PDFファイルサイズ 1.10MB) |