Pub.No. 5994-0488JAJP
Agilent 8890 GC、炎光光度検出器 (FPD)、水素炎イオン化検出器 (FID) を用いて、ディーゼルおよび残渣燃料油 (RFO) 中の炭化水素と硫黄含有成分の分布を分析しました。硫黄含有成分 (主にアルキル化ジベンゾチオフェン) の分離を支援するため、Agilent キャピラリ・フロー・テクノロジー Deans スイッチを用いて多次元ハートカット GC を行い、非極性 1 次カラムから中極性 2 次カラムへの領域のサンプリングを行いました。中極性カラムを用いることで、FPD による検出時の成分のクエンチングを抑制で きます。FPD Plus による 4,6-ジメチルジベンゾチオフェンの検量線作成では、1 ~ 100 ppm の 2 桁異なる範囲で直線性が示されました。PSD と呼ばれる EPC (エレクトロニックニューマティクスコントロール) モジュールを用いて、Deans スイッチの流量を制御しました。また、PSD は拡張バックフラッシュ機能も提供します。
分野 | エネルギー&石油 |
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キーワード | 8890、GC、 FPD、 FID、 RFO、 石油、ディーセル、クエンチ |
掲載年月 | 2019/02 |
ページ数 | 8ページ (PDFファイルサイズ 906kB) |