Pub.No. 5991-9010JAJP
抗体薬物複合体 (ADC) は、急成長している生体分子医薬品であり、合成リンカーによって低分子医薬品に結合されたモノクローナル抗体 (mAb) で構成されています。結合された薬物と mAb の比 (薬物抗体比: DAR) は、ADC 開発の重要な品質特性の 1 つです 。生体内の DAR 分布の変化をモニタリングすることにより、ADC の生体内分解 (例えば薬物の脱結合) に対する重要な理解を得ることができますが、LC/MS で実行される平均 DAR や DAR分布の測定では、複雑なマトリックス (例えば血清/血漿) からの ADC の親和性捕捉や精製済み抗体の脱グリコシル化など、煩雑でミスが起きやすいサンプル前処理手順が必要です。 本アプリケーションノートでは、AssayMAP Bravo を Agilent 6545XT AdvanceBio LC/Q-TOF、Agilent BioConfirm DAR Calculator ソフトウェアと組み合わせて使用する効率的な ADC DAR ワークフローを紹介します。このワークフローは導入が容易で再現性が高く、拡張性に優れ、手作業の時間を最小に短縮します
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | AssayMAP Bravo、 automation、 protein sample preparation、 antibody-drug conjugate (ADC)、 drug-to-antibody ratio (DAR)、 affinity purification、 deglycosylation、 mass spectrometry、 6545XT、 Streptavidin cartridge、 HER2 ECD、 Trastuzumab emtansine、 SA-W、 1290、 In |
掲載年月 | 2019/03 |
ページ数 | 12ページ (PDFファイルサイズ 2.86MB) |