Cary 630 FTIR での医薬品有効成分の定量分析

Pub.No. 5990-9414JAJP

拡散反射アタッチメントを備えた Cary 630 FTIR での医薬品有効成分の定量分析

このアプリケーションノートでは、Agilent Cary 630 FTIR を用いた拡散反射法における粉末サンプルの定量分析についての有効性を検証します。測定は、賦形剤の存在下でコーンスターチ中のアセトアミノフェンを測定し、医薬品有効成分(API) を分析しています。

Cary 630 FTIR は、コンパクトで使いやすい堅牢なシステムで、クラス最高の性能を備えています。サンプリング技術が最適化されているため、製薬業界の QA/QC、分析サービス、メソッド開発に特に適しています。Cary 630 は、アタッチメントを簡単に交換することができ、交換後のアライメントも不要です。これにより、様々な測定手法を簡単に切り替えて測定を行うことができます。

分野 バイオ医薬品および医薬品
キーワード 医薬品有効成分、 API、 賦形剤、Cary、 FTIR、 630、  
掲載年月 2012/02
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 527kB)

アプリケーションノートを見る
(PDF 527KB)

使用分析装置

使用分析装置 イメージ画像

Agilent Cary 630 FTIR

見積フォームを開く

分析結果の一例

分析結果の一例 イメージ画像クリックして拡大表示ができます。

KBr 粉末で希釈後に拡散反射法にて測定した、コーンスターチ中アセトアミノフェンの標準サンプルスペクトル (カルボニル領域の拡大表示)

分析結果の一例

分析結果の一例2 イメージ画像クリックして拡大表示ができます。

1379 cm-1 ピーク高さを基準に 1559 cm-1 のアセトアミノフェンのピーク 高さの比を用いて作成した検量線。サンプルは 1:10 で KBr に希釈