Pub.No. 5990-9027JAJP
製薬業界で用いられる生体試料中の分析対象化合物は、多くが塩基性であり、疎水性またはカチオン交換充填剤により簡単に抽出できます。しかし、脂質低下薬のスタチンや抗炎症薬は、本質的に酸性となる傾向があります。こうした化合物は、従来の疎水性相互作用の充填剤を用いた抽出では、問題が生じることがあります。こうした化合物に適した、ポリマ系強アニオン交換充填剤が、新たに登場しました。
Plexa PAX を用いて、酸性化合物に適した簡単な汎用メソッドを開発しました。充填剤ベッドからの分析対象化合物の回収率、抽出サンプルのレスポンスの直線性、添加血漿サンプル分析の精度と正確性を調査することにより、メソッドの性能を評価しました。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | 血漿、酸性化合物、Bond Elut Plexa PAX、 PAX、 Plexa PAX、 Plasma、 SPE、 |
掲載年月 | 2012/01 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 165kB) |