Pub.No. 5990-6991JAJP
アフラトキシン類は、真菌の aspergillus flavus および aspergillus parasiticus が産生する発がん性の高い 2 次代謝産物で、穀類やトウモロコシ、ピーナッツなどの食品で検出されます。世界中で測定すべき最小値が定められており、食品や家畜飼料中の値は通常 20 ppb とされています。日本の値はそれよりも厳しく、アフラトキシン B1 で 10 ppb とされていますが、総アフラトキシン量で 10 ppb に変更される見込みです。ここで紹介するメソッドでは、選択性と感度の高いトリプル四重極 LC/MS/MS を MRM モードで使用していますが、そうした値を大きく下回る濃度の食品マトリックス中アフラトキシンを検出することが可能です。
分野 | 食品および飲料検査 |
---|---|
キーワード | アフラトキシン、真菌、トリプル四重極、LC/MS、LC/MS/MS、6460、 QQQ、 食品 |
掲載年月 | 2011/10 |
ページ数 | 2ページ (PDFファイルサイズ 275kB) |