Pub.No. 5990-4033JAJP
Agilent 1290 Infinity LC システムを使用して、レモン油およびオレンジ油に含まれるフロクマリン 5-メトキシプソラレン (5-MOP) および 8-メトキシプソラレン (8-MOP) を分析しました。1000 bar において、移動相としてアセトニトリルおよび水を使用し、逆相 (RP) 液体クロマトグラフィ (LC) の総分析時間を 4 分に短縮できました。環境への影響と、アセトニトリル不足の現状を考慮し、水/メタノールおよび水/エタノールで構成された移動相と水/アセトニトリルの移動相とを比較しました。有機修飾剤の特性が選択性およびピークキャパシティに与える影響を調査しました。レモン油サンプルに含まれる約 50 mg/kg の 5-MOP の測定について、異なるメソッドの性能指数を比較しました。8-MOP は ppm レベルでは検出されませんでした。いずれのフロクマリンも、約1 mg/kg の柑橘油が検出限界でした。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | 液体クロマトグラフィ、 グリーンLC、 フロクマリン 5-メトキシプソラレン (5-MOP) 、 8-メトキシプソラレン (8-MOP) |
掲載年月 | 2009/12 |
ページ数 | 8ページ (PDFファイルサイズ 1.16MB) |
3 つの異なる修飾剤を使用してレモン油サンプルを
分析した際のクロマトグラム。
アセトニトリル(A)、メタノール(B)、
およびエタノール(C)。流量: 0.45 mL/min。