Pub.No. 5989-7839JAJP
血清と血漿プロテオームは、試料回収の容易さと表現型の複雑性により、生物学研究に適したサンプルです。この複雑性の理由の1つとして、タンパク質濃度のダイナミックレンジが広いことが挙げられます。これらのサンプルの研究は、疾患診断、治療モニタリング、新薬開発などに役立つ新しいタンパク質マーカーの発見につながるものと大いに期待されています。しかし、血漿プロテオームの著しい複雑性は、プロテオーム解析におけるサンプル前処理手法という点で、分析上の大きな課題となっています。本研究では、新たなカラムを用いて、ヒトの生体サンプルから14種類の高濃度タンパク質を選択的に除去した結果を示します。
分野 | プロテオミクス |
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キーワード | マルチプルアフィニティ除去カラム、MARS、Human、Mouse、5989-7839JAJP |
掲載年月 | 2008/04 |
ページ数 | 6ページ (PDFファイルサイズ 896kB) |