LC/MS/MS を用いた口腔液中のベンゾジアゼピン類の測定

Pub.No. 5989-7201JAJP

LC/MS/MS を用いた口腔液中のベンゾジアゼピン類の測定

Agilent 6410 トリプル四重極質量分析計を用いて、口腔液中のベンゾジアゼピン類14 種をエレクトロスプレーイオンモードで、迅速、シンプルかつ高感度に同時分析を行いました。サンプルは固相抽出後、抽出液を蒸発乾固し、LC/MS/MS システムに注入するための移動相で再溶解しました。この手順は、信頼できる同定を行うために、クォリファイアがプライマリイオンに対して特定の比率内に存在することを必須とする、イオンの同時モニタリングのファーストステップです。アジレントのソフトウェアには、イオンのトランジションをモニタリングして、その比率を自動的に計算する独自の機能があります。陽性と判断するにはその値がキャリブレーション標準の範囲内に入る必要があります。クォリファイアイオンをモニタリングすると感度低下の原因になりますが、信頼性の高い結果は法医学分析において非常に重要です。

分野 法医学
キーワード 口腔液、ベンゾジアゼピン 
掲載年月 2009/04
ページ数 8ページ (PDFファイルサイズ 438kB)

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