Pub.No. 5989-6577JAJP
Agilent 6410 トリプル四重極質量分析計(QQQ) を用いて、ペルフルオロオクタン酸(PFOA) の分析を行いました。10mM の酢酸アンモニウムを含む水とメタノール溶媒のみを用いて、ラピッドレゾリューションハイスループットC18 カラム(粒径1.8 μm) で、アイソクラティック分離を行いました。PFOA の標準液の溶出時間は、わずか2.3 分です。濃度9 fg/μL で5.5 % RSD の優れたピーク面積再現性により、9 fg/μL ~ 150 pg/μL の4 桁を超える良い直線性が示されました。この濃度でのピーク間のS/N 比の平均値は、7.2 です。地表水抽出物についても同等の感度が予想されます。
PFOS、PFOAを含むパーフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物を合わせてPFASと略称され、その分析の重要性はますます高まっています。
分野 | 環境 |
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キーワード | 6410、トリプル、LC/MS/MS、四重極質量分析計、QQQ、RRHT、ペルフルオロオクタン酸、5989-6577JAJP、PFAS |
掲載年月 | 2008/01 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 392kB) |