Pub.No. 5989-4905JAJP
多くのルーチンの分析機関は、ICP-MSが多元素同時分析装置として操作が簡単なため、金属分析のための主要技術として採用してきた。しかしながら、マトリクスによる固有の干渉の除去性能が高いにもかかわらず、コリジョン/リアクションセル(CRC)ICP-MSは、どちらかといえば、他の多元素同時分析装置の代役として考えられている。このレポートは、Agilent7500ce ICP-MS を用い、困難とされてきた複雑なサンプルマトリクスでの測定対象元素への干渉をHeコリジョンガスの1条件だけで効果的に除去できることを述べる。
分野 | 材料試験・研究 |
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キーワード | コリジョン/リアクションセル、ORS、多元素分析、 5989-4905JAJP |
掲載年月 | 2006/08 |
ページ数 | 8ページ (PDFファイルサイズ 797kB) |
ヘリウムコリジョンモードによる複雑なマトリックスサンプル
(a)V、Cr、Fe、Mn、Ni、Co、Cu、Zn、Ge、As、
およびSe 5 ppb をスパイク
(b)スパイクなし。信号レンジは5.0E4(挿入図は5.0E3)