Pub.No. 5989-0124EN
遺伝子組換え作物の検出法として DNA ベースの分析方法を示した。(タンパク質のプロファイリングの方法があるが、標準品が必要であることと加工工程でのタンパク質の変性の可能性などの理由により信頼性があまり高くない。) 本例では市販試薬 (Biosmart Allin 1.0 GMO Screening System) を用いて、トウモロコシサンプル (MON810 遺伝子組換えトウモロコシ混入品) とダイズサンプル (Roundup Ready 遺伝子組換えダイズ混入品) から抽出した DNA をもとにマルチプレックス PCR を行い、バイオアナライザで分析した結果を示した。GMO は 35S promotor (組換え遺伝子を導入する際に用いるカリフラワーモザイクウィルス由来の遺伝子要素であり、多くの遺伝子組換え作物に検出される) 部位の PCR 増幅を見ることにより検出した。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | 遺伝子組換えダイズ、遺伝子組換えトウモロコシ、GMO |
掲載年月 | 2003/10 |
ページ数 | 8ページ (PDFファイルサイズ 1.19MB) |
Composite of bioanalyzer electropherograms for positive and negative controls