2100 バイオアナライザを用いた mRNA の質の評価 - 組織・種ごとの特徴的な泳動パターン

Pub.No. 5988-3001EN

Interpreting mRNA electropherograms (2100 バイオアナライザを用いた mRNA の質の評価 - 組織・種ごとの特徴的な泳動パターン)

mRNA の典型的なバイオアナライザ泳動パターン例を示した。仔ウシ肺 mRNA は 500-9000 塩基の領域に広いピークが現れる(ピーク頂点は 1000-4000 塩基)。ウサギ肝 mRNA も同様のパターンを示し、mRNA ピーク頂点の片側もしくは両側に混入 rRNA 由来のピークが現れる。一方、ニワトリ脳 mRNA はこれらと違う泳動パターンを示し、ピーク頂点が1000-2000 に存在し、かつ 6000 塩基以上にもピークがみられる。これらのように、組織・種ごとの特徴的な泳動パターンを確認できるのは、バイオアナライザが高感度・高分離能であるからともいえる。

分野 ゲノミクス
キーワード mRNA 分析例 (仔ウシ肺)、mRNA 分析例 (ウサギ肝)、mRNA 分析例 (ニワトリ脳)、特徴的なmRNA 泳動パターン 
掲載年月 2001/05
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 89kB)

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2100 バイオアナライザ

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分析結果の一例

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Electropherogram of rabbit liver mRNA, 250 ng/μl