ViraPort レトロウイルス遺伝子発現システム
掲載の製品はすべて試験研究用です。診断目的にご利用いただくことはできません。
ViraPort レトロウイルス遺伝子発現システム*は広い範囲の有糸分裂細胞において 100% 近い遺伝子導入効率を実現するシステムです。本システムでは、1細胞あたりに導入される遺伝子コピー数は感染の多重度(MOI)の操作により調節可能なので、ファンクショナルスクリーニングによる遺伝子のクローニングにおいて非常に有効な方法です。
レトロウイルスベクター、pVPack-GPベクター、pVPack-envベクターの3つのベクターを一過的にトランスフェクションした場合、1 ml あたり 107 以上のタイター を持つ培養上清を産生することが可能です。
パッケージングベクターには、レトロウイルス表面の糖タンパクを発現するenvelope (env)‐発現ベクター、レトロウイルスのgag-pol遺伝子を保有する発現ベクター(pVPack-GPベクター)があります。env‐発現ベクターは形質導入したい細胞のタイプに応じて選択します。VPack ベクター システムでは、感染性のウイルスを産出するために必要となる要素を3つのベクターに分割しています。これらベクター間には相同の部位がないため、本製品を用いて野生型のレトロウイルスを偶然に産生する確立は非常に低くなっています。
pVPack-Ampho ベクターは amphotropic ウイルスのエンベロープタンパク質を発現するベクターで、ヒトや他の哺乳類株細胞への感染用に使われてきました。本来のMMLV派生株に由来し、比較的不安定であるので、他のウイルスシステムと比較して安全性が高いと考えられています。
Purchase of these products includes a limited license to use these products for research purposes.
A license (from Promega for research reagent products and from The Regents of the University of California for all other fields) is needed for any commercial sale of nucleic acid contained within or derived from this product.
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